2013年 第59号
高橋 誠「カルマパ転生者とツルプ寺座主の関係について」1-14頁
上原 周子「アムド東部の多民族社会におけるチベット仏教の役割に関する一考察」15-25頁
桜井 宗信「Bu stonの示す死者儀礼(2):Mi 'khrugs pa'i cho ga la brten nas ro'i sbyin sreg gi cho ga を中心に」27-43頁
古角 武陸「ツォンカパ『中観荘厳論覚書』における所依不成回避の議論について:二諦説との関わり」45-65頁
西沢 史仁「チャパ・チューキセンゲの教義書」67-84頁
大川 謙作「学会報告:第3回若手チベット学研究者国際会議」85-86頁
三宅 伸一郎「学会報告:第5回北京国際チベット学セミナー」87-88頁
AKAHANE Ritsu「The Influence of rGya dmar ba Byang chub grags on Early Tibetan Buddhism in the Period of the Second Diffusion」89-104頁
2012年 第58号
西沢 史仁「サンプ教学の歴史的展開に関する一考察」1-14頁
DEROCHE Marc-Henri「チベットにおける折衷主義の価値 : 19世紀のRis med運動に関する研究」15-27頁
渡邊 温子「ミラレーパの教示法 : レーチュンパとの歌の応酬を中心に」29-42頁
柳 静我「清朝軍のチベット駐留をめぐる清朝の対応 : 1728年~1738年を中心に」43-51頁
池尻 陽子「成立初期の清朝におけるアムドの寺院と僧たち」53-68頁
北村 太道「チベットにおける天部について」69-78頁
2011年 第57号
桜井 宗信「Bu stonの示す死者儀礼(1):dPal mchog rDo rje sems dpa'i sgo nas tha ma'i dus la bab pa rnams rjes su 'dzin pa'i cho ga を中心に」1-16頁
桜井 宣明「『入菩提行論』第8禅定波羅蜜章における慈悲の苦について」17-26頁
石川 美惠「『法門』及び『法門備忘録』の敦煌出土写本について」27-43頁
根本 裕史「チベット論理学における遍充概念の発展」45-56頁
日高 俊「1927〜28年におけるポユル・カナム領主の反乱について:ガンデンポタン政権による「近代化」とその影響」57-68頁
2010年 第56号
高本 康子「1900年代の新聞記事に見る近代日本のチベット像」1-11頁
別所 裕介「現代東部チベット,ゴロク地方における「ケサル文化運動」の動向に関する報告」13-28頁
菅沼 愛語「唐・吐蕃会盟の歴史的背景とその意義:安史の乱以前の二度の会盟を中心に」29-43頁
庄司 史生「『現観荘厳論』注釈書に引用される『般若経』:三智の行相の用例を中心として」45-60頁
西沢 史仁「チャパ・チューキセンゲの認識手段論:認識手段の定義をめぐって」61-75頁
赤羽 律「チベットに於ける『二諦分別論』に対する三編の注釈書」77-85頁
Seiji KUMAGAI「The Two Truths Theory of the Bonpo Me ston Shes rab 'od zer (1058-1132 or 1118-1192): A Comparative Study」87-100頁
2009年 第55号
山本 明志「チベットにおけるジャムチの設置」3-13頁
目片 祥子「写本サキャパンディタ伝について」15-26頁
大西 啓司「西夏の土着信仰に関する一考察」27-37頁
小松原 ゆり「『欽定巴勒布紀略』の成立と乾隆帝の対チベット認識」39-49頁
浅井 万友美「ダライラマ13世とアグワンドルジエフ:ハンガロフ歴史博物館所蔵「ドルジエフ文書」の分析を中心に」51-64頁
諸橋 邦彦・坪野 和子「ブータン王国憲法のゾンカ語テキストについて」65-75頁
大岩 昭之「チベット建築に於ける”屋根・女墻(ペンマ墻)・窓・門・戸”等について:チベット語の語彙によるチベット建築の考察・その2」77-89頁
海老原 志穂「アムド・チベット語における形態音韻的な交替現象」91-105頁
佐々木 一憲「シャーンティデーヴァ伝の変質とその意味について:『ブスク伝』導入の影響」107-120頁
小林 久泰「認識結果としての自己認識」121-130頁
田中 公明「チベット仏教における三身説と四身説の設定:『現観荘厳論』「法身章」所説の二十一種無漏智zag pa med pa'i ye shes sde tshan nyi shu rtsa gcig poの解釈を中心に」131-139頁
2008年 第54号
根本 裕史「チベット中観思想における時間論の展開「刹那」の概念を中心に」3-15頁
村上 徳樹「rang rig paに関するケードゥプジェの解釈」17-31頁
太田 蕗子「ツォンカパ著『密意解明』における菩薩の修道階梯:滅尽定を中心として」33-45頁
安間 剛志「BhāvivekaとTarkajvālā」47-62頁
西田 愛「古チベット語サイコロ占い文書の研究」63-77頁
山田 勅之「明代の雲南麗江ナシ族・木氏土司とチベット世界との関係:カルマ派との関係を中心に」79-92頁
2007年 第53号
岡田 憲尚「直接知覚直後の決定知の排除対象について」3-10頁
熊谷 誠慈「空性・無自性性論証の分類:11世紀から15世紀前半までのチベット文献を中心に」11-24頁
浅井 万友美「ダライラマ13世(1876-1933)の宗教政策:仏教振興策とその要因」25-34頁
日高 俊「ダライラマ13世二度目の亡命の意義について」35-44頁
六鹿 桂子「チベット族の村の比較から婚姻を観る:雲南省迪慶藏族自治州徳欽県の事例から」45-58頁
李 連栄「中国における叙事詩「ケサル王伝」採集と研究の理論と実践」59-71頁
星 泉「チベット語ラサ方言の接続関係を表すcääについて:動詞から転成した助詞」73-87頁
Yoshiro IMAEDA「T-shaped Inscription Frames in Mogao(Dunhuang)and Yulin Caves」89-99頁
2006年 第52号
村上 徳樹「所取の形象と能取の形象についてのケードゥプジェの解釈」3-12頁
野村 正次郎「ツォンカパの空思想における当事者性」13-27頁
那須 真裕美「中観論書におけるrang bzhinとngo bo nyidの用例」29-38頁
タシツリン「アムド・チベット語における使役表現「geu jeug」について」39-54頁
目片 祥子「『サキャパンディタ伝スンドーマ』について」55-69頁
ソウナム・ワンジェ「18−9世紀アムド・レプコン地方におけるニンマ派の発展:特にチェヤン・トゥプデンドルジィの教学を中心に」71-88頁
平岡 宏一「プトンとツォンカパの成仏観の差異について:『五次第』の解釈を通じて」89-102頁
小川 一乗、早島 理、武内 紹人「元会長・長尾雅人先生追悼文」103-108頁
2005年 第51号
根本 裕史「ツォンカパの『中論』註釈における三時不成の論理」03-14頁
堀内 俊郎「「世親作」の論書について:『頌義集(*G\={a}th\={a}rthasa\d{m}graha)』研究」15-23頁
人見 牧生「カマラシーラの二諦説」25-35頁
藤井 真聖「Tattvasa\d{m}graha873偈について:実在と認識の確定要件をめぐるインドとチベット」37-52頁
中島 小乃美「『一切悪趣清浄儀軌』における荼毘護摩儀礼について:Buddhaguhyaの註釈を中心に」53-68頁
別所 裕介「仏教は山に何をしたか?:アムド地方の聖山巡礼における仏教化の研究」69-81頁
海老原 志穂「アムド・チベット語共和方言の音韻論:農区方言と牧区方言の比較研究」83-98頁
大岩 昭之「チベット語の語彙によるチベット建築の考察(その1):"壁・柱・梁・垂木"等を表わす語彙について」99-114頁
川越 英真「『パンタン目録』の研究」115-131頁
2004年 第50号
岩尾 一史「吐蕃の万戸(khri sde)について」03-15頁
伴 真一朗「三藩の乱におけるチョネ(co ne)領主の軍事活動:青海ホショトの動向と関連して」17-30頁
石田 貴道「後伝期におけるVairocanaraksitaの役割について:『入菩薩行論』流伝の一断面」31-48頁
赤羽 律「VimaramitraのRig gyis 'jug pa'i bsgom don:その特徴と問題について」49-65頁
櫻井 智浩「『入菩提行論』般若章「空性の修習の階梯」をめぐって」67-84頁
小川 一乗、貞兼 綾子、長野 泰彦「前会長・北村甫先生追悼文」85-89頁
2003年 第49号
斎藤 明「セルリンパの秘説「11の主要義」とは何か」03-12頁
福田 洋一「初期チベット論理学におけるmtshan mtshon gzhi gsumをめぐる議論について」13-25頁
池田 道浩「声聞独覚の法無我理解を可能にする論理」27-35頁
石川 巌「吐蕃帝国のマトム(rMa grom)について」37-46頁
井内 真帆「Gu ge-pu hrang王国の仏教復興運動におけるlHa ldeの役割について:王位継承に関する一考察」47-61頁
田中 公明「トゥンガ石窟の成立年代について」63-69頁
石濱 裕美子「ポタラ赤宮の構造とその二つの機能について」71-83頁
手塚 利彰「ガンデンポタン期(1642-1959)成立のチベット法典・法令集の構成と系統関係:「zhal lce法典」を収録する諸写本を中心として」85-100頁
貞兼 綾子「パプン寺訪問レポート:バルカン版木目録」101-114頁
2002年 第48号
大原 良通「八世紀中葉における吐蕃の対南詔国政策」03-15頁
大岩 昭之「チベット語における“寺院、城塞・宮殿”を表わす語彙について」16-31頁
那須 真裕美「中観派の二諦説における「考察(vicara)」」33-41頁
宮崎 泉「『禅定灯明論』漸門派章について」43-50頁
伏見 英俊「蔵外文献木版印刷についての一考察」51-68頁
2002年 第47号
現銀谷 史明「毘婆沙部(Bye brag smra ba)における存在の分類」03-17頁
櫻井 智浩「タルマリンチェン造Bodhicaryavatara注釈、rGyal sras 'jug ngogsにおける人法二無我論」 19-30頁
野村 正次郎「ツォンカパの空思想における空の形式について」31-44頁
田淵 淳広「bSam gtan mig sgronにみられるsNga 'gyur lnga」45-52頁
三宅 伸一郎「19世紀のボン教僧ダワ・ギェンツェンの2つの伝記について」53-67頁
2001年 第46号
広浜 哲生「『中論仏護註』における取(upadana)について」03-16頁
三谷 真澄「『般若灯論』中の『無畏』−ルイゲンツェンの翻訳手続きに関する一試論−」17-30頁
平岡 宏一「定寂心についてのプトン・ツォンカパの見解(2)」31-39頁
小林 守「タクツァン翻訳師の改悛について」41-52頁
大岩 昭之「チベット語に於ける”建物・家・すまい”を表わす語彙について」53-67頁
2000年 第45号
ツルティム・ケサン「形象真実と形象虚偽について」03-11頁
福田 洋一「ツォンカパにおける中観自立派の存在論」13-27頁
坪野 和子「日本の学校教育におけるチベット(その1)−日本人のチベット理解(中学地理編)−」29-41頁
1999年 第44号
林 慶仁「AdvayavajraとSh'anti pa:Ratnakarasanti二人説」03-13頁
田淵 淳広「ロンチェン・ラプジャムの異名について」15-22頁
平岡 宏一「幻身についてのプトン・ツォンカパの見解(3):“夢”の身体をめぐって」23-30頁
金子 宗元「『量評釈』「現量章」第三偈に対するチベット語訳を巡って」31-39頁
大原 良通「古代チベットの即位式」41-47頁
手塚 利彰「青海ホショト部のチベット支配体制」49-57頁
長野 禎子「青海省黄南蔵族自治州同仁県(Reb kong)におけるルロ祭」59-67頁
山本 幸子「チベットの技法書に見られる法塔(チョルテン)の類別」69-81頁
大岩 昭之「チベット語辞書からの建築関連語彙の分析手法とその分析事例”テント”について」83-91頁
1998年 第43号
平岡 宏一「定寂心についてのプトン・ツォンカパの見解」03-12頁
古坂 紘一「大乗と摂大乗の語義に関する瑜伽論と荘厳経論等の所説」13-22頁
飯渕 純子「Karmasatakaにおける燃燈仏授記物語 : Karmasataka第2章におけるDivyavadanaおよび『根本説一切有部毘奈耶破僧事』とのパラレル物語について」23-30頁
小島 正美「コンピュータによるチベット文献の自動認識」31-38頁
1997年 第41-42号
上山 大峻「呉和尚蔵書目録(効76)について」03-09頁
乙坂 智子「永楽5年「御製霊谷寺塔影記」をめぐって : 明朝によるチベット仏教導入の一側面」11-21頁
越智 淳仁「セラ寺・永楽版とデプン寺・リタン版について」23-32頁
三宅 伸一郎「ガンデン寺所蔵金写テンギュールについて」33-44頁
ツルティム・ケサン・カンカル「輪廻図の描きかたについて」45-50頁
池田 道浩「トゥルプパの三性説解釈とツォンカパの批判説」51-59頁
寺石 悦章「クマーリラのディグナーガ『集量論』批判 : 他者のための推理をめぐって」61-69頁
1994年 第40号
乙川 文英「『禅定灯明論』研究 (1) : 『禅定灯明論』・『無所得一法輪』・『大瑜伽修習義』」01-10頁
松村 恒「西蔵語訳律蔵における水平化の問題」11-17頁
佐藤 道郎「ケサル叙事詩と仏教 : ミラレパの視点から」19-25頁
越智 淳仁「「3人のDanasila説」について」27-34頁
石濱 裕美子「パクパの仏教思想に基づくフビライの王権像について」35-44頁
平岡 宏一「定寂身についてのプトン・ツォンカパの見解」45-51頁
星 泉「チベット語ラサ方言における動詞述語V-ki^reeの意味」53-60頁
1993年 第39号
乙坂 智子「ゲルクパ・モンゴルの接近と明朝」02-07頁
池田 道浩「ケードゥプジェの量果の解釈について」08-13頁
桜井 宗信「サンヴァラ系密教に於ける灌頂儀礼の一形態 : Ghantapada所説の<身体曼荼羅灌頂>」14-24頁
クンチョック・シィター「ツォンカパの『ガクリム・チェンモ』における『大日経』の本尊瑜伽について」25-33頁
1992年 第38号
苫米地 等流「NaropaのPancakrama註とそのチベット仏教における位置 : tsong kha paの立場を中心に」02-09頁
佐藤 道郎「ゲールクパにおける如来蔵理解 : その側面史的考察」10-17頁
ドルジ・ツェテン (石濱裕美子訳)「中国におけるチベット学の現状」18-22頁
福田 洋一「コンピューター処理を考慮したチベット文字転写法の試案」23-24頁
1991年 第37号
ソナム・ギャルツェン・ゴンタ「トクメー・サンポによる『大乗荘厳経論』菩提品の註釈について : 四智説と五智説」02-10頁
福田 洋一「サパンのアポーハ論」11-19頁
高田 順仁「ジェツン・チューキゲーツェンの没年」20-21頁
小川 一乗「(追悼文)稲葉正就先生を偲んで」22-23頁
1990年 第36号
谷口 富士夫「ハリバドラ著『小註』と『八千頌般若経』 : プトンの『阿含の穂』を手がかりとして」02-07頁
一郷 正道「『中観の光覚え書き』について」08-12頁
井上 智之「チベット撰述のアビダルマ文献」13-18頁
石濱 裕美子「モンゴル年代記がチベット年代記に与えた影響について : 特にモンゴルの祖先説話を中心として」19-24頁
Wang Yao(王堯)「(講演)A Brief Introduction to Tibetology in China」25-29頁
1989年 第35号
高橋 慶治「現代チベット語におけるLA格助詞とφ格」02-10頁
吉水 千鶴子「ツォンカパの無上瑜伽タントラ解釈」11-20頁
福田 洋一「サキャ・パンディタの論理学上の立場」21-29頁
越智 淳仁「酒井真典先生を偲ぶ」30-31頁
1988年 第34号
石濱 裕美子「清朝のチベット平定に対する青海ホショトの立場」01-07頁
福田 洋一「ケードゥプジェの『プラマーナ・ヴァールティカ』注釈における自己認識と他者認識の設定方式について」08-15頁
松田 和信「ダライラマ13世寄贈の一連のネパール系写本について : 『瑜伽論』「摂決択分」梵文段簡発見記」16-20頁
磯田 煕文「(追悼文)羽田野 伯猷先生」21-22頁
1987年 第33号
福田 洋一「一卵半塊論とは何か」01-08頁
木村 誠司「チベットの論理学書における「解脱と一切智者」の証明について」09-14頁
奥山 直司「万神の集い : パンコル=チョルテンに関する調査報告」15-20頁
Chizuko Yoshimizu(吉水 千鶴子)「The Theoretical Basis of the bskyed rim as Reflected in the bskyed rim Practice of the Arya School」21-33頁
1986年 第32号
斉藤 明「「Aksayamati作・異本Bodhisattvacaryavataraについて」」01-07頁
四津谷 孝道「tsong kha paによる自立論証批判」07-13頁
谷口 富士夫「ハリバドラにおける菩薩と種姓の関係 : 現観の認識主体と認識対象」13-17頁
田中 公明「東北大学所蔵河口慧海コレクションを整理して」17-21頁
1985年 第31号
長野 泰彦「チベット語の能格助詞と動詞の意味」01-05頁
福田 洋一「意識と存在の問題事象への試論 : 所量と量の関係について」06-11頁
木村 誠司「チベット仏教におけるPrajnakaraguptaに対する評価」11-13頁
西田 龍雄「『蔵漢対照拉薩口語詞典』: (于道泉主編 民族出版社 北京 1983 刊)について」14-18頁
1984年 第30号
松本 史朗「ツォンカパの中観思想に関する考察 : 否定対象の確認における言説有の設定について」01-07頁
兵藤 一夫「bstan 'gyur所収の『二万五千頌般若』についての二・三の問題 : 特に『現観荘厳論』との関連において」07-12頁
田中 公明「慈寧宮宝相楼の立体曼荼羅ブロンズ像セットについて」12-15頁
1983年 第29号
金子 英一「パドマサンバヴァのプルバ伝承」01-05頁
木村 隆徳「cig car 'jug paと頓悟」06-09頁
池田 練太郎「チベットにおけるアビダルマ仏教の一断面 : dus gsum rdzas grub(<三世実有>)説を手掛りとして」10-12頁
1982年 第28号
越智 淳仁「デルゲ版カンギュルの改訂増補について」01-04頁
原田 覚「敦煌本sgom rim dang po考」04-08頁
小谷 信千代「チベットに於ける荘厳経論の研究」08-10頁
松本 史朗「stag tshang paのtsong kha pa批判について」11-14頁
田中 公明「西蔵の胎蔵曼荼羅について」14-16頁
1981年 第27号
越智 淳仁「チベットにおける初期の仏典翻訳形態の実情 : <新決択語>制定以前の翻訳形態の実例」01-04頁
松本 史朗「tsong kha pa独自の中観思想について」04-07頁
斉藤 明「「lcang skya宗義書における経量行中観自立派の章について」」07-10頁
松涛 誠達, 小野田 俊蔵, 金子 英一「ラサの現状報告」11-14頁
岡崎 精郎「高橋 盛孝先生を偲んで」14-15頁
1980年 第26号
松長 有慶「ラダック地方におけるリンチェンサンポの遺跡」01-03頁
越智 淳仁「BuddhaguptaとBuddhaguhyaについて」03-06頁
小谷 信千代「瑜伽師地論の大乗荘厳経論に対する先行性に関して」06-08頁
Kenneth W. Eastman「チベット訳Guhyasamajatantraの敦煌出土写本」08-12頁
山口 瑞鳳「チベット学関係国際二学会報告」13-15頁
1979年 第25号
池田 練太郎「lcang skya宗義書におけるVaibhasika章について」01-04頁
小野田 俊蔵「問答(rtsod-pa)における“khyod”の機能について」04-06頁
武内 紹人「チベット語Thingri方言について」06-10頁
原田 覚「“Mahavyutpatti”の成立事情」10-13頁
Shrikant Bahulkar「Concept of Dharmodaya(chos 'byung)」13-16頁
1978年 第24号
長尾 雅人「山口先生のチベット学」01-04頁
高崎 正芳「“'phyong rgyas stag rtse”部分の石碑」05-07頁
松本 史朗「sa skya paNDi taの教学に関する一考察」07-09頁
小谷 信千代「『大乗荘厳経論』のBhasyaの著者について」09-11頁
1977年 第23号
釈舎 幸紀「チベット訳「三種の懺願」について」01-05頁
沖本 克己「bsam yasの宗論(三): 二種の摩訶衍遺文」05-08頁
Katsumi Mimaki(御牧 克己)「La Sanmukhi-dharani ou“Incantation des Six Portes”, texte attribue aux Sautrantika(II): Textes et Traduction」09-13頁
1976年 第22号
佐藤 道郎「Prasangikaの軌跡」01-03頁
沖本 克己「bsam yasの宗論(二): 敦煌西蔵文献に於ける諸禅師」04-08頁
原田 覚「bsam yasの宗論以後に於ける頓門派の論書」08-10頁
木村 隆徳「敦煌出土チベット文写本Stein709」11-13頁
西岡 祖秀「シチェ派研究序説」13-16頁
1975年 第21号
羽田野 伯猷「永楽刻チベット・カンギュルの刊梓」01-04頁
光島 督「ポン教テキストの紹介とその問題点」04頁
上山 大峻「敦煌出土チベット文写本の資料性について」04-05頁
沖本 克己「bsam yasの宗論(一): Pelliot116について」05-08頁
ナルキ ガワン トゥンドゥップ「チベット人によるチベット研究の現状」09頁
Yasuhiko Nagano(長野 泰彦)「Phonemics of the Muli language」10-11頁
1974年 第20号
矢崎 正見「永楽版チベット大蔵経の開版について」01-02頁
今枝 由郎「第29回国際東洋学者会議チベット部会に出席して」03-06頁
Musashi Tachikawa(立川 武蔵)「A Note on the Path-Effect Doctrine of the Sa skya pa」07-08頁
1973年 第19号
釈舎 幸紀「懺悔儀軌について」01-02頁
山口 瑞鳳「女国の部族名dmu : bon教東遷の説明にかえて」02-06頁
北村 甫「東洋文庫チベット文献調査隊について」08頁
星 実千代「ラサ方言の語頭の破裂音・破擦音音素について」08-10頁
1972年 第18号
山口 瑞鳳「吐蕃の国号」01-02頁
伊藤 瑞叡「十地における法師の体系 : チベット訳十地経論による補足的理解」02-04頁
ソナム ギャツオ「サキャ派資料に基づく秘密部経典の分類」04-06頁
V.V. Gokhale「Tibetan Studies in India(a brief survey)」06-08頁
1971年 第17号
片野 道雄「大谷大学所蔵の蔵外文献」01-04頁
長尾 雅人「〔紹介〕アメリカの西蔵協会と蒙古協会」04頁
北村 甫「インドにおけるチベット人の文献複製について」05-06頁
1970年 第16号
R.A. Stein(山口 瑞鳳訳)「敦煌のチベット文献」01-06頁
1968年 第15号
高橋 盛孝「石浜会長の印象」01-03頁
1967年 第14号
小玉 大円「ラムリムタルゲンについて」01-02頁
小川 一乗「宗喀巴著「秘密道次第論」の第一章について」02-03頁
小島 文保「法華経六番神呪考 : 特に持国天呪について」03-04頁
1966年 第13号
壬生 台舜「河口慧海老師の生誕百年を迎えて」01-02頁
稲葉 正就「王統鏡に伝えるトンミの著作」02-03頁
1965年 第12号
あべ松 源一「躍進するモンゴル人民共和国の現状について」01-02頁
金岡 秀友「蒙古文菩提行経における梵語語彙」02-03頁
1964年 第11号
ソェナムギャムツォ「「大乗と小乗」(日本語要旨)」01-02頁
ケツンサンポ「ニムマパにおける九乗の宗義」03頁
西田 龍雄「チベット言語学における二・三の問題」05-06頁
1963年 第10号
壁瀬 潅雄「大印派と根本思想」04頁
岡崎 精郎「西夏史籍考」04-05頁
芳村 修基「チベット史の中世 : 教団形成の時代」05-06頁
1693年 第10号
矢崎 正見「一会員よりの私信 : 本会に対する二・三の希望」02-03頁
1963年 第10号
松長 有慶「チベット大蔵経の密教経軌分類法の典拠について」01-02頁
1962年 第09号
高橋 盛孝「賢愚経探査記」01-02頁
小島 文保「チベット仏伝画比較考」02-04頁
高崎 正芳「シッキムのチベット学研究所」04-05頁
1961年 第08号
稲葉 正就「チベット仏教史の研究」01-03頁
1960年 第06号
多田 等観, 高崎 直道「東京大学文学部所蔵ラサ版大蔵経について」01-05頁
西田 龍雄「チベット語新造語彙について」05-06頁
北村 甫, 西田 龍雄「チベット文字転写とチベット語表記」01-04頁
1958年 第05号
多田 等観「パルカンについて」01-03頁
佐藤 長「木村肥佐生氏「チベット潜行十年」を読みて思う」03-04頁
1957年 第04号
多田 等観「ラッサ時代の青木文教さん」01-02頁
佐藤 長「京都における青木先生の二人の弟子」02-03頁
中根 千枝「青木文教先生の御逝去を悼む」03-04頁
1956年 第03号
酒井 紫朗「家蔵チベット蔵外仏典の覚書」01-03頁
1955年 第02号
壬生 台舜「河口コレクションに就いて」01-03頁
1954年 第01号
石濱 純太郎「西蔵研究文献目録について」01-03頁
山口 益「フランスに於ける初期の仏教チベット学について」03-04頁